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顔が見えるから、工夫が伝わる。 社内SEという働き方。

鈴木花波

Profile

システムグループ IT戦略チーム

鈴木 花波

入社年月:2024年1月

前職の業界・職種:IT業界 プログラマー

受託開発エンジニアとしてスマホアプリや車載システムの開発に従事。エンドユーザーと関わる機会が少ないことに物足りなさを感じ、より現場に近い環境を求めて住商メタルワン鋼管へ転職。 現在はIT戦略チームでRPA活用などのDXプロジェクトを推進し、社内業務の効率化やシステム改善に取り組んでいる。

01

自分が作ったシステムを使う人々の声を聞きたい

前職では受託開発のエンジニアとして、スマートフォンアプリや自動車関連システムの開発に携わっていました。プログラムを書き、納品するという業務は楽しかったのですが、ユーザー(自分が作ったシステムを使う人たち)の声を直接聞くことができない点についてはずっと気になっていました。
受託開発の現場では、クライアントとの打ち合わせはあっても、その先にいるエンドユーザーと直接関わる機会はほぼありませんでした。フィードバックは不具合があれば報告されるくらいで、逆に「ここが便利になった」「こうしてほしい」といった生の声を聞くことはありません。自分が作ったものが本当に役に立っているのかが分からず、次第に「もっとユーザーと近い距離で働きたい」と思うようになりました。
そこで出会ったのが、住商メタルワン鋼管のIT戦略チーム。新卒採用で入社した女性社員のインタビューを採用サイト上で読み、「この会社なら社内システムを通じて直接ユーザーの声を聞きながら、業務効率化に貢献できる」そんな期待を胸に、転職を決意しました。

02

社内システムのエンジニアとしてのやりがい

現在の業務は、RPAやOCRを活用し、社内の業務効率化を進めることです。RPAやOCRを活用することで数十分かかっていた単純作業を数分に短縮することも可能になります。実際に当社内でも手作業で処理していたエクセルの集計業務を自動化した結果、30分かかっていた作業が5分で完了するようになったという例があります。誰もが使いやすいツールになるよう工夫して設計したという背景もあり、その工夫が伝わった時はやりがいを感じます。
また「assetforce」という在庫管理ツールのプログラム改修も担当しています。このツールを使用するには、ある程度のカスタマイズが必要になるため、同じ営業本部に横展開する際でもプログラムの書き換えが発生します。その為、最終的に大幅な改修を行った、というケースもあります。

こうしたシステムを導入したとき、社内の人たちから直接「ありがとう」と言われることが大きなやりがいに繋がっていきます。以前はシステムの向こうにいたユーザーと、今は毎日のように顔を合わせて、「ここをもう少し使いやすくできない?」というリアルな要望をもらえる。これは受託開発では得られなかった経験です。

03

リモートワークから出社勤務へ——コミュニケーションの変化

前職では、ほぼフルリモートで働いていました。朝から晩までパソコンの前でコードを書き、1日に一度、オンライン会議で5分程度の進捗報告。カメラはオフ、声だけのやりとり。そんな環境に慣れていたので、「出社する生活」に期待とともに少しの不安も感じていました。
しかし、住商メタルワン鋼管に入社してみると、オフラインならではの良さを実感することが多々ありました。たとえばパソコンに不具合が起こった時、多くの社員は「ちょっと見てほしい」と自身のノートパソコンを持って私が所属しているシステムグループの席まで訪ねてきます。同じように、私も業務で分からないことがあれば、上司や先輩を始め関係者の方々のデスクに行き直接質問することができる。自分の関わっているシステムのユーザーや関係者がその場にいるからこそできることだなと感じます。

入社のきっかけの一つは採用サイト上に掲載されていた女性社員のインタビュー記事です。その記事を読んで、社内の雰囲気の良さや、社員の方の温かい人柄に好感を抱きました。実際に入社後もその印象は変わりませんでした。思っていた以上にフランクで気さくな方も多く、温かい職場だと感じます。
業務が集中した時や掛け持ちの業務負荷が高くなると、上長が負荷分散をしてくれます。部下の業務量を正確に把握しているからこそ、的確な指示を出すことが出来るのだと思います。
私の部署では全国の拠点からシステムに関する問い合わせが入ります。入社してからまだ日も浅いころ、問い合わせ内容をうまく聞き出せず困っていた際、隣席の先輩社員がすぐにサポートをしてくれたことがあります。自分の仕事をこなしながら、トラブル状況を把握し、自然にサポートに入り、更にその後はアドバイスや対処方法まで教える・・・ありがたいと思うと同時に、私自身もこうなりたいと思うようになりました。
日々、周りの人に支えられながら働いていることを実感します。

リモートワークには集中できるというメリットがありますが、やはり直接顔を合わせることで、気軽な相談が増え、新しいアイデアが生まれることも多いと思います。
私はこうした対面でのコミュニケーションを大事にしていきたいです。
前職ではコロナ直後の入社だった為、終業後に同僚と飲みに行く機会がありませんでした。今は様々な社員と一緒にアフターファイブを楽しめる。私にとっては嬉しいポイントの一つです。

04

「エンジニア×業務改善」——主体的に動ける環境

住商メタルワン鋼管のIT戦略チームでは、「主体的に考え、行動する人」が活躍できると感じています。ただ言われた通りのシステムを作るのではなく、業務の現場に足を運び、「ここを改善できるのでは?」と考え、提案し、実行できる環境があります。
たとえば「生成AIの利用率を上げる」という目標があると、利用率を上げるために勉強会を開いてみる、説明のためのコンテンツを作ってみる、ツールを導入してみる、というように色々な方法を考え、実際に行動に移せる人が活躍しています。
また、社内には学習コンテンツ、今までの勉強会のアーカイブ動画のようなものが豊富で、新しいスキルを独学で身につけやすい環境があります。私自身、RPAやマクロの作成は未経験でしたが、社内の研修資料を活用しながらスキルを磨きました。自分で考えて動くことができる人にとっては、非常に成長しやすい職場だと思います。

RPAや生成AIは日々新しい情報が生まれる分野であるため、積極的にこうした分野にアンテナを張り、自分から導入を提案できるような社員を目指しています。

最近は、OCR技術とRPAを組み合わせて、紙の書類をデータ化するプロジェクトを進めています。製造業ではまだ紙ベースの業務が多く、営業の課題の一つになっています。社内はデジタル化が進む一方で、顧客サイドからの紙資料はアナログな部分が多くあります。
データ化により業務効率が飛躍的に向上することは実証済みであるため、現在は新技術の導入をトライ中です。

05

転職希望者へのメッセージ

当社では、システムを作るだけでなく、ビジネス全体を見渡し、改善策を考える力が求められます。主体的に行動し、新しい技術を積極的に取り入れたいという人には、最高の環境です。
転職活動をしている方へ、一つだけアドバイスを。自分の軸を大切にし、自分だけのキャリアプランを描いてみてください。私はエンドユーザーと近い距離で働くこと、前職のエンジニアとしてのスキルを活用できることを軸に転職活動をし、結果的に理想的な職場に出会えました。
住商メタルワン鋼管は、風通しが良く、主体的に考えて行動できる環境が整っています。自分のスキルを積極的に高めたい方、何かしらチャレンジをしたい方にはおすすめの職場です。

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