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営業の枠を越えて、 ものづくりの現場とつながる仕事へ。

保科佑磨

Profile

鋼管営業第三チーム 主任

保科 佑磨

入社年月:2022年12月

前職の業界・職種:製造業・営業職

前職では金型の営業を担当。より大きなスケールで社会に関わる仕事がしたいと考え、住商メタルワン鋼管へ転職。現在は建機メーカー向けに鋼管を提案・納入し、顧客の課題に寄り添いながら、ものづくりを支えるやりがいを感じている。

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より大きなスケールで仕事ができる環境を求めて

前職では射出成型用金型ダイセット製作の営業をしていました。
たとえばペットボトルの蓋のようなものを制作するときに必要になるプラスチック用の金型(ダイセット)を作る会社です。顧客から頂いた図面をもとに制作を行っていました。
しかし、業界の将来性を考えたとき、より大きなスケールで仕事ができる環境に身を置きたいと考え、転職を決意しました。

実は、最初のキャリアは不動産業界でした。不動産は仲介業になるため無形商材を扱うのですが、どこか物足りなさを感じていました。実家が工場を経営していたこともあり、やはり「形のあるもの」に携わる仕事がしたいと考え、最終的に製造業の営業に転職しました

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新しいことに挑戦したい——入社を決めたきっかけ

住商メタルワン鋼管を選んだ理由は、合併後まだ数年のタイミングで、これから開拓できる領域が多くあると考えたからです。新しいことに挑戦できる環境があるという点に魅力を感じました。また、最終面接でお話しした本部長の知識の幅広さにも驚かされました。
たとえば、私は前職でアルミを扱う仕事をしていました。対して住商メタルワン鋼管の主な商材は鉄パイプとなるため、アルミの知識を活かせる場は少ないだろうと考えていたのですが、選考過程の面接で本部長とアルミについてとても深い話をすることができました。
鉄だけでなく、他の素材や業界についての知識を持ち、新しいビジネスの可能性を前向きに広げようとしている姿勢が印象に残り、「この会社でなら成長できる」と確信しました。入社後、社内には本部長以外にも幅広い知識を持ち尊敬できる方々が多くいることを知り頼もしさを感じています。

加えて、単なる鋼管商社としてではなく、顧客のニーズに応じた最適な提案を行うことで付加価値を生み出している点にも魅力を感じました。商社の営業職として、単なる流通業務ではなく、お客様の課題解決に貢献できることは、大きなやりがいに繋がっています。

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自分の仕事が形になる瞬間——社会に貢献するやりがい

現在は鋼管の営業を担当し、特に建機メーカー向けの材料を取り扱っています。前職でも図面を読みながら営業をしていたため、取引先との商談でもそのスキルが活かせていると感じます。技術者の方と直接会話しながら提案できる点は大きな強みですね。
営業は、顧客の要望をただ聞くだけでなく、その背景にある問題や課題を考えることが求められます。たとえば、新しい製品を開発する際により適した材料や加工方法を提案することで、顧客のコスト削減や品質向上にも貢献できます。
何より、納入した材料が最終的な製品となる様子を実際に見られることが、この仕事の大きな魅力です。建機メーカーの工場へ訪問した際、「この部材、君が納品したものだよ。ありがとう。」という言葉を頂いた時は、やりがいを強く感じました。自分の仕事が形となって社会に貢献している実感があります。

また、取引先によって求められる対応が異なるため、柔軟な対応力も求められます。短期間で多くの商談をこなすこともあれば、長期間の交渉を経てようやく契約が成立することもあります。変化に富んだビジネスを経験できる点が、この仕事の面白さの一つだと感じています。

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分からないことはなんでも相談できる社風

前職の製造業と当社では業態だけでなく会社の規模も大きく異なることもあり、入社前はついていけるだろうかという不安がありました。実際に働いてみると、上司や同僚との距離が近く、分からないことはなんでも相談できています。入社からお世話になっている上司からは、製品の納入先である顧客との付き合い方だけではなく、材料を仕入れるメーカーとの付き合い方、顧客とメーカーとの関係性も大事だという、商社なりの立ち振る舞いや姿勢を教わりました。
上司や先輩社員からの指導は十分に手厚いため、業界未経験者でもしっかりと成長できる環境が整っているのではないでしょうか。
同僚は良い相談相手でありながら、切磋琢磨する雰囲気もあります。時には同じ社内で営業同士が競合することもありますが、より良い提案をするぞ!というやる気にも繋がっています。

営業の現場では、提案力が求められる難しい場面も多々あります。特に、すでに安定した取引が続いている企業に対し、新たに自社へ切り替えてもらうのは簡単ではありません。
でもそんな中、粘り強く改善提案を続けた結果、自社との取引につながった時の達成感は格別です。従来の顧客との関係を維持しながら、積極的に提案を行い、新たな市場を開拓することも営業の重要な役割ですね。

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個の力ではなくチームとしての力

前職に比べて、関わる人の数も仕事のスケールも大きくなり、チームで動くことが増えました。以前は一人で完結する仕事が多かったのですが、今は組織として一つの目標に向かっていくことが求められています。個の力ではなくチームを意識するようになったというのは、一つ成長したところだと思います。
もちろん、いまだに苦労しているところもあります。前職と当社では商流が大きく異なります。そのため、以前と同様にメーカーに近い営業の感覚で仕事を進めると、商社の営業としては正しくない対応だったということがあります。メーカーと商社の違いを改めて実感します。今でも業務について分からないことがあれば、都度上司に確認しています。確認作業に煩わしさを覚えることもあるかもしれませんが、必ず行うべきだと身にしみています。
今後は、これまでの経験や知見を活かしながら、商社としてのバランス感覚を身に着け、新たな価値を生み出せる営業を目指したいと考えています。鋼管業界の新しいビジネスチャンスを探り、お客様にとってより良い提案をしていきたいです。

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転職希望者へのメッセージ

住商メタルワン鋼管は、日本最大の鋼管商社として、多くのビジネスに携わっています。鋼管を扱う仕事としては関わっていない仕事は恐らくないのではないか、と言えるくらいに規模の大きい会社です。製造業、金属、商社、インフラ業界に興味がある方にとって、大きなチャンスが広がっている会社です。
目標に対して間違いを恐れずに積極的に行動することができる方には、本当におすすめの環境です。大手企業ならではの意思決定のプロセスに慣れるまでの時間は必要ですが、その分、大きなスケールの仕事ができる魅力があります。基幹産業であるものづくりの現場に関わりたい方、新たな挑戦を求めている方と、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです。

募集要項 ENTRY